icon-arrow-circle-right 大山顕のマンションポエム
特に資本が多く投下されているタワーマンションでは、ホームページをクリックするごとに違ったポエムが楽しめます。
マンションポエムの特徴
句読点が多用される
漢字が読めない ほとんど見たことがないような漢字がよく使われる
プライドをくすぐる単語の数々 邸、誇り等
字体はなぜか明朝体
どこまでも広がる難波、梅田、心斎橋、天王寺(投資用ワンルームマンションは特に)
大阪市内中心部のマンションポエムも一定の傾向があります。
icon-check 北区
どこまでも広がる梅田 天神橋と天満は地名がつく 都心を強調
icon-check 福島区
梅田徒歩圏強調 福島、中之島、野田は地名がつく
icon-check 中央区
淀屋橋、北浜、本町、心斎橋は地名がつく 都心を強調
icon-check 西区
心斎橋に近い西区は心斎橋徒歩圏強調 阿波座と堀江は地名がつく
icon-check 天王寺区
夕陽丘が広すぎる 歴史と上町台地を強調
icon-check 浪速区
どこまでも難波 区が狭いのでほとんど難波徒歩圏
市内中心部は案外狭く、梅田から難波まで5キロぐらいなんで、自転車で30分もかかりません。自転車を使えばだいたい梅田、心斎橋、難波も圏内になります。
さらに道も縦横で平坦なんで、地形で区別ができるのは、中之島近辺か上町台地ぐらいでしょうか。
差別化要因があまりない中、いかに差別化するかがマンションポエムの真髄なのでしょう。
デベロッパーの販促担当の方や、広告代理店の方が考えたマンションポエムも、マンションが完売するとホームページが閉鎖され、2度と見ることができません。
マンション完売という使命を果たすと忘れ去られるマンションポエム。
その存在の儚さは、日本人の心情に深く訴えるものがあります。