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電子署名ができない!

久しぶりに電子定款の認証手続きをしようとして、行政書士の電子署名を入れようとしたら、AcrobatでまずPDF署名プラグインが動作しなくなってしまいました。

Window10にしてから初めてだったので、そのせいかなとも思いましたが、Acrobatのバージョンは9のままバージョンアップしてませんでした。

そらもう駄目だわと思いAdobeのホームページを見ていたら、知らない間にAcrobatはDCなるものがメインとなっていたのでした。誘導されるがままにサブスクリプション版AcrobatDCを購入しました。

すごく進化しており、9に比べたら使い心地は比較になりません。PDF文書に直接ガンガン書き込めるので、ワードからAcrobatDCがメインになりそうです。

PDF文書に電子署名を入れることができて、一安心したので、申請用総合ソフトを立ち上げてPDF文書を添付し、あとは電子署名するだけというところで電子署名ができないとのエラーが・・・。

これもまたWindow10のせいかと思って、「登記・供託オンライン申請システム操作サポートデスク」に電話をしてもぜんぜん繋がらないので、ホームページを調べたらお知らせ一覧の中に「【重要】申請用総合ソフトにおいて電子署名ができない事象等の解消方法について(平成28年3月17日)」とありました。

マイクロソフトのリンク先「MS16-035 をインストールすると、SignedXml クラスにてデタッチ シグネチャを利用した処理が失敗します」の
.Reg ファイルがダウンロードできます から
SignedXml-ExternalReferences.Wow6432.reg (64-bit システム上の 32-bit プロセス) を選択して実行し、再起動をかけたら電子署名ができました。

こうやってこれからもMicrosoftとAcrobatの更新に右往左往していくことになると思うと、米国ソフトウエア業界の世界戦略のすごさをしみじみ感じるのでした。