城の近くは下がらない?

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   東京一極集中はこれからも進むのか?

これからどんどん高齢化社会になっていきますが、これから不動産を購入するにはどんな場所に買えばいいのか、将来性のある場所はどこかとよく聞かれます。

日本みたいな天災多発地域においては、未来永劫安全な土地はどこもありません。

山地ばかりの国土でなおかつ、一部の地域に集中して住んでいるので、もう少し分散できないものかとも思えますが、有史以来なんだかんだ言っても固まって生きている民族なので、これからも一部の地域に寄り集まって生きていくに違いありません。しかし、高度産業化が進んだとはいえ、現在ほど都市部に人口が集中したことはなかったでしょう。
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特に首都圏(1都3県)の人口は3600万を超えており、ほぼ日本の人口の3割近くを占めております。関東の他の県も入れると4200万人を超え、日本の人口の3人に1人はもはや関東地方在住者となります。

私の住んでいる近畿地方は2200万人なので、関東地方の半分です。まだそれでも多い方で、他の地方はもっと少なく、選挙区が人口で区割りされていくと、どんどん関東地方で選出された国会議員も比重が大きくなっていきます。

今や圧倒的多数派となった関東地方、特に首都圏、その中でも東京都の存在は突出しており、民主主義国家である以上、多数派の意見が通るのは自明の理であります。関東地方以外の他の地方はもはや少数派であり、国家公務員も関東出身者が多数を占めるようになります。国の予算配分も多数決で決まるとなると、関東、特に東京に予算の投入も集中化されていくものと予測されます。他の地方は多勢に無勢です。

しかし、地方も関東圏に送り出すべき若年層の数は激減しており、就職口があれば地元に残る傾向にあります。超長期的に見れば、徐々に、関東圏においても将来的に人口を増加させる若年層の流入は減っていき、また未婚率も東京が一番高いので、いずれは人口が郊外から減少していくことになるでしょう。

東京でも人口が減少しないのは、結局山手線の中ぐらいじゃないでしょうか。

  人口が1億人を割っても大丈夫なところとは?

いろいろな人口予測が出回っていますが、あと30年後には日本の人口は1億を割るようです。これは昭和40年代前半のレベルです。

ということは単純に考えれば、昭和40年代以降に開発されたニュータウンや、開通した鉄道の沿線地域の人口が維持されている可能性は低くなります

またこれからも未来永劫、お上が強い官僚主導体制でしょうから、役所のあるところが廃れるということは彼らが許しません。

よって超単純に考えれば、人口が8千万人ぐらいになっても、人口が減らないであろう可能性が高い地点は以下のようになります。

東京の山手線の中

地方拠点都市(札幌、仙台、名古屋、金沢、大阪、高松、広島、福岡、那覇 等)の国の出先機関の近く

人口100万人以上の県庁所在地(横浜、さいたま、千葉、京都、神戸 等)の県庁の近く

そのほか県庁所在地の県庁のすぐ近く

そして、明治時代にこれらの出先機関や県庁が設置されたのは、なぜかお城の近くになります。NHKもなぜかお城の近くにあります。大阪でもNHKと大阪府庁は大阪城のすぐそばにあります。

霞が関も皇居(旧江戸城)のそばではないですか。

結局、お城の近くに住むのがいいんじゃないでしょうか!

江戸時代末期の人口は3300万人なので、人口が4分の1になっても、城=都道府県庁の近くに住んでいれば、なんとか周辺地域だけは人口が保たれているような気がします。かなり安易な結論となりましたが。