マイナンバー導入により、平成28年分の給与所得の源泉徴収票の大きさが2倍になりました。
記載項目の追加により様式も一部変更されました。
国税庁HP 給与所得の源泉徴収票(同合計表)
新しい様式
赤の枠線で囲まれた箇所に、マイナンバー(個人番号)を記載します。
支払者の欄には、法人の場合は法人番号を記載します。
黄色の枠線で囲まれた箇所には、住宅借入金控除について記載します。
ローン控除対象の借入金が複数ある場合にも対応しました。
青色の枠線で囲まれた箇所は「非居住者である親族の数」を記載します。
非居住者である親族について、扶養控除等の適用を受ける場合には、その親族に係る「親族関係書類」及び「送金関係書類」を、給与等の支払者に提出し、又は提示する必要が生じることとなり、制度変更に合わせて記載欄が設けられました。
非居住者である親族についての扶養控除の適用
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なお受給者交付用の給与所得の源泉徴収票に関しては、赤の枠線で囲まれた箇所は記載不要となります。
今までの源泉徴収票の倍の大きさなので、もはや「票」とは言うよりは「書」という感じです。