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免税店の経理実務

免税店の許可を取得したあと、レジへの入力から、消費税の申告まで国内売上と区別して管理する必要があります。

一般的なフローは以下のようになります。

1. レジに輸出免税区分を設定
2. 購入記録票・購入者誓約書・レシートの発行
3. 売上日報等の管理票に輸出免税売上項目を設定
4. 会計システムにおいて、科目・補助科目で輸出免税売上を設定
5. 消費税申告書の作成
6. 購入者誓約書の保存

1. レジに輸出免税区分を設定

レジに輸出免税区分を設定します。レジやシステムが輸出免税区分に対応していない場合は、外国人専用のレジを設ける等して対応します。

2. 購入記録票・購入者誓約書・レシートの発行

購入記録票・購入者誓約書に必要事項を記載してもらいます。レシートを発行して、購入記録票に添付後割印をします。レシートを発行しない場合は、購入記録票に品名、金額等を記入することになります。外国人客が多い場合はパスポート読み取り機能の付いた購入記録票・購入者誓約書発行システムを導入すると効率的に処理できます。

3. 売上日報等の管理票に輸出免税売上項目を設定

売上の自動仕訳入力にシステムが対応していない場合には、売上日報等の管理票に輸出免税売上項目を設定して、経理での仕訳入力が容易にできるようにします。

4. 会計システムにおいて、科目、もしくは補助科目で輸出免税売上を設定

科目か補助科目で輸出免税売上を設定した方が、消費税区分コードの入力誤りを防ぐことができます。

5. 消費税申告書の作成

決算時において、輸出免税売上の金額を確定し、消費税申告書に記入します。

6. 購入者誓約書の保存

約7年保存します。

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